立憲議員のオススメ

議員オススメの一本 – 「自らの意志を手放しさえしなければ」

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勧めてくれた人:松尾晴代さん(鹿児島県鹿児島市議会議員)  

勧めてくれた人:松尾晴代さん(鹿児島県鹿児島市議会議員)  

作品名: 『ギルバート・グレイブ』
製作年:1993年(アメリカ)
監督: L・ハルストレム

オススメコメント:
アイオワ州の小さな町から、生まれて24年出たことがない主人公のギルバートは、今でいうとヤングケアラーにあたるような青年です。
知的障がいを持つ弟アーニー、父の自死以来過食症となった体重250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見、食料品店で働くギルバートは既婚者と火遊びのような関係を持つ以外は、変化のない生活を送っています。
そんな彼の前にある日、トレーラーハウスで旅をしながら暮らす少女ベッキーが現れます。
旅をしながら自由に暮らすベッキーはギルバートとは全く違う視点、考えを持っています。
しばらく町にとどまることになった彼女と過ごすうちに、ギルバートの心にも変化が。
ベッキーから「ねがいごと」を聞かれ、当然のように家族のことを話すギルバート。
本当の願いは「僕は、いい人になりたい」

この映画の好きなところは、出会いをきっかけにして、主人公が自分の意志で生き方を変えていくところです。 
途中葛藤を抱えてぶつかってしまう家族、とくに障がいのあるアーニーへの愛は縛られていただけではなく選択の自由の上にあるということが映画の最後でも描かれます。
何が正しい、間違っていると簡単に語ることができないのが人生ですが、自らの意志を手放しさえしなければ、痛みを抱えていても素晴らしい未来が待っていると示唆するような映画です。
また、ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイスの演技が素晴らしく、何回観たか数え切れません。
よかったら、みなさまも是非ご覧になってください。

パートナーズの皆さんへ:
パートナーズとなったことがきっかけで市議会議員となり、残りの任期は約一年となりました。
がむしゃらに働いていますが、まだまだ勉強が足りず焦りも正直あります。
それでもパートナーズの皆さんからの応援や励ましもありこれまで頑張ってくることが出来ました。
足元から暮らしを変えようという同じ気持ちの仲間が増えればとても心強いので、これから議員に挑戦をしていこうと思っている方はぜひ決意をしていただければと思います。

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