編集後記&職員コラム

「代表を愛してはならない。」

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職員コラム さん(役員室 関田一行さん)

「代表を愛してはならない。」

約5年半にわたり務めた、野党第1党代表を直近で支える役目を引継ぐにあたり、私から後輩に渡したメモの1行目に書いた言葉です。
政党の要は代表です。直近で仕える秘書役(随行[ずいこう]や付[づき]とも言います。)は、最も冷静に、最も客観的に、代表の一挙手一投足を見つめなければなりません。
発言は事実として正しいか、表現や言い回しの強弱は問題ないか、行動はその場にふさわしいか、服装は乱れていないか、毎秒、自分の全人生をかけてチェックを繰り返します。
そして、臆することなく進言する、誰も言えなくても最後に自分だけは言う、そのような信頼関係を、時の代表と築かなければなりません。
そのため私は、自らの目が曇ってはならないという意味で、「愛してはならない」と自らを戒めてきました。

しかしそう簡単ではありません。秘書役とSPは、24時間365日、代表が一歩外に出ればほぼ一緒にいます。
子どもの頃の夢、青春の挫折、家庭人としての悩みなど、包み隠さず話をする中で、「代表」という役職ではなく、自然と「人」としての関係が築かれます。
その結果と言いますか、私は、代表の退任の挨拶を聞いた時、毎回必ずどうしようもなく涙が溢れます。
自らの職業人としての非力と言うよりも、人としての別れそのものに涙しているのでしょう。そういう意味では、私もまだまだアマチュアなのかもしれません。

私はこの5年半、全国各地で多くの立憲パートナーズの皆さんとお会いしました。
私たち立憲民主党が皆さんにとって、より良い道具となるよう引き続き努力していきます。
そしていつか皆さんと、悔し涙ではなく、嬉し涙を流す日を迎えられますように。

職員コラム さん(役員室 関田一行さん)

「代表を愛してはならない。」

約5年半にわたり務めた、野党第1党代表を直近で支える役目を引継ぐにあたり、私から後輩に渡したメモの1行目に書いた言葉です。
政党の要は代表です。直近で仕える秘書役(随行[ずいこう]や付[づき]とも言います。)は、最も冷静に、最も客観的に、代表の一挙手一投足を見つめなければなりません。
発言は事実として正しいか、表現や言い回しの強弱は問題ないか、行動はその場にふさわしいか、服装は乱れていないか、毎秒、自分の全人生をかけてチェックを繰り返します。
そして、臆することなく進言する、誰も言えなくても最後に自分だけは言う、そのような信頼関係を、時の代表と築かなければなりません。
そのため私は、自らの目が曇ってはならないという意味で、「愛してはならない」と自らを戒めてきました。

しかしそう簡単ではありません。秘書役とSPは、24時間365日、代表が一歩外に出ればほぼ一緒にいます。
子どもの頃の夢、青春の挫折、家庭人としての悩みなど、包み隠さず話をする中で、「代表」という役職ではなく、自然と「人」としての関係が築かれます。
その結果と言いますか、私は、代表の退任の挨拶を聞いた時、毎回必ずどうしようもなく涙が溢れます。
自らの職業人としての非力と言うよりも、人としての別れそのものに涙しているのでしょう。そういう意味では、私もまだまだアマチュアなのかもしれません。

私はこの5年半、全国各地で多くの立憲パートナーズの皆さんとお会いしました。
私たち立憲民主党が皆さんにとって、より良い道具となるよう引き続き努力していきます。
そしていつか皆さんと、悔し涙ではなく、嬉し涙を流す日を迎えられますように。

コメント

わたしも、政治家を崇拝してはならない、愛してはならないといつも思っています。

それでも強く推そうと今でも思えるのは、彼が明確に、日本社会の問題を見つめ、解決するための政治の役割と、未来のビジョンを考え尽くしているからです。

人の前に立ち重責を負いながらも社会を変えようとする人を、全力で支え、その人柄を発信することでより多くの人を惹きつけ、一見難しい変革構造を理解し同じビジョンを共有させてくれた。
関田さんの功績は計り知れません。

関田さんが誰に対しても忖度せず自律性を持つ方と感じたからこそ、枝野氏を信頼できた面も大きいです。

様々な人が様々に動いてしまいがちな立憲で、大変な苦労をされたのではないかと思います。
党内すべての人が、集団における責任と役割を果たし、外の声に耳を傾けつつも理念は揺らがず、経験をもとに得意分野の知見から進言し代表を支え党を前進させていく。
そんな体制がより強固なものになるよう切に祈っています。
枝野さんの追っかけから始まったパートナーズ活ですが、徐々に関田さんを探してのダブル追っかけの楽しい数年でした 代表を辞められてから直ぐに枝野さんが神戸にいらしたとき、あー関田さんはご一緒じゃないのだと
とてもがっかりしました
また会える日を心待ちにしております
枝野さんにとって大切な関田さんだったとおもいます 明るい立憲民主党づくりにこれからもご尽力お願いしますね
「愛してはならない。」・・映画のタイトルのように胸に迫る言葉です
全人生かけて代表を守りきった五年半、私からもありがとう、といわせてください
関田さん最高です(*´・ω・`)b
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