「誰でも何にでもなれる場所」

勧めてくれた人：斉藤りえさん（東京都議会議員選挙当選人：大田区）

オススメの一本：ズートピア
監督：バイロン・ハワード、リッチ・ムーア
公開年：2016年

オススメコメント：
（あらすじ）
ウサギのジュディの夢は警察官になること。そんな彼女は夢を叶えるため、“誰でも何にでもなれる場所”「ズートピア」を訪れる。警察学校を卒業し、憧れの警察官になったジュディ。
しかし彼女を待っていたのは、“ウサギの警察官”である自分に対する同僚達からの差別的な扱いだった。
そんなある日、街でキツネのニックと出会う。詐欺を繰り返して稼ぎを得ていたニックに、ジュディもまんまと騙されてしまう。
しかしそれを逆手にニックの弱みを握ったジュディは、半ば強引にニックを自分の相棒にし、行方不明事件の捜査へと向かうことに。

この映画には、実際の世界でも起こっているような差別や偏見が描かれています。
誰もが、自分で気がつかないうちに無意識の偏見を持っていたり、差別的な感情を持ってしまうことはよくありますが、そんな現実をやさしく厳しく突きつけられる作品です。
また、「ユニバーサルデザイン」の視点もこの映画からぜひ学ぶべきだとも思っています。
多くの方の「標準」に合わせてつくられた社会の環境が、私のような障がいを持つ人間にとって、時にバリアになってしまっていることがありますが、『ズートピア』の随所で見られる多様な存在のひとりひとりに合わせた環境づくりが、とっても素晴らしいなと思いながら鑑賞できる映画です。
小さなお子さんからお年寄りまで、みんなにやさしい社会って、きっとこうあるべきなんでしょうね。
私も新都議会議員として、少しでもこんな社会を作っていけるように努力をしていきたいと思っています。

パートナーズの皆さんへ：
改めまして、今夏の都議会議員選挙にて、当選を果たしました。斉藤りえです。
新都議会議員として、当事者性を大切にあなたにやさしい社会を目指してまいります。
よろしくお願いいたします。