ボラセンだより

「教えて!?選挙ボランティアのコーナー」”最終盤!電話作戦!!”編

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このコーナーでは5回にわたって選挙ボランティアに参加するにあたっての疑問や不安を解消するために、メルマガ編集員がお答えします!のコーナーです。
今回は、最終盤にどこの事務所も取り組んでいる電話かけボランティアについてです。

電話かけって?

Q)党のHPや各候補者のSNSでも「電話かけボランティア募集」とよく見かけるようになりました。選挙における「電話かけ」って具体的に何をするのですか?

A)最終盤になるとどこの陣営も電話かけが過熱します。公職選挙法では候補者の認知度を上げるために、できる活動の制約が多くあります。その中で選挙期間中に有権者に直接「投票依頼」が可能なのが、電話によるものです。

ところでこの選挙期間中、実際に選挙区の候補者に直接会って、政策を聞いたり、人となりを知る機会はありましたか?

Q)そういえば、通勤前に、駅でタスキをかけた人を見かけたけど、他党でした。りっけんの候補者の演説を生で見たことは残念ながらないです。

A)そうなんです。多くの有権者は、候補者本人と会うこともなく、投票日を迎えます。ポスターや選挙公報、そしてSNSやネットでの情報から投票する人が大半になります。候補者の生の声を聴ける機会は実はかなり限られています。

Q)私もその有権者のひとりかもしれないです。

A)それも当然、候補者本人は一人ですからね。そこで、たった一人しかいない候補者に代わって、政策や人となりを有権者にダイレクトに届けることができるのが電話かけなのです。

効果ってあるんでしょうか?

Q)確かに。代弁者となって政策を伝えたり、投票依頼までできるんですね。でも、正直なところ効果ってあるんでしょうか?

A)電話かけをしていると候補者の認知度や有権者からの「反応」が肌感覚で伝わります。「〇〇地区は好感触だ。逆に△△地区は反応いまいち」となれば、△△地区で街頭演説をしたり、車の運行ルートを変えてみたり、政治活動用ビラのポスティングを集中してみたり、と戦略の指針となります。また、期日前投票に行ったか、そもそも選挙を知っているか、今回の選挙の争点は何か、など重要な調査にもなります。その運動と過程の積み重ねが、票につながるのだと思います。

A)奥が深いですね。ただの投票依頼だと思っていました。

Q)もちろん、候補者を覚えてもらうことと投票の依頼は重要です。特定の政党を支持しない、いわゆる無党派層は有権者の4割を超えていますし、ぎりぎりまで投票先を決めかねている有権者も3割います。こういう人に届けば投票への後押しになるかもしれません。

A)興味は持ってきましたが、正直、電話って相手が見えないし不安です。

Q)そうですね。電話かけボランティアはハードルが高いと言われていますが、各事務所にはマニュアルも電話も用意されていますし、先輩ボランティアさんを真似て電話してみるのもアリです。最初の電話は「怒られたらどうしよう」と緊張しますが、たどたどしくても「応援したい」という思いを伝えることが一番です。

A)SNSで募集しているのは、目について気になっていたので、仕事終わりや土曜に事務所を覗いてみようと思います!

Q)30分でも空いた時間にできるので、是非、電話かけボランティアデビューをお待ちしています!

今後の予定

7/9)「投開票日の過ごし方」

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