ボラセンだより

教えて!?選挙ボランティアのコーナー

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選挙活動中の疑問にお答えしていきます

このコーナーでは5回にわたって選挙ボランティアに参加するにあたっての
疑問や不安を解消するために、メルマガ編集員がお答えしますのコーナーです。
初回は先日開催しましたボランティアROOMで話題になった「しょーしはり」についてです。

 

Q)よく耳にする「しょーしはり」って何ですか??

A)「証紙貼り」とは、選挙以外では聞かない言葉ですよね。
「証紙」を貼る。だから「証紙貼り」。字のごとくの言葉なんです。
公職選挙法では、自由で平等な選挙活動を担保するために数々の規制を設けています。
そのひとつが頒布物や印刷物の掲示内容や「枚数」の制限です。
候補者の政策を訴えるビラやポスターには、選挙管理委員会から発行される規定枚数の「証紙」というシールを貼らなくてはいけないというルールです。
これは証紙を貼ったチラシやポスターの上限枚数を定めることによって、資金力のある候補者がお金にものを言わせて大量にチラシを印刷して頒布することを防ぐ目的から定められています。

 

Q)チラシやポスターは上限枚数が決まっているんですね?

A)そうなんです。
参議院選挙では、選挙区の候補者と全国区の候補者でも上限枚数に違いはあるけれど、例えば全国比例の候補者は配布してよいビラは25万枚と上限が定められているんだ。しかも公示日当日に届出をしてから証紙シールが各選挙管理委員会から発行されるんだよ。

Q)25万枚も!!
一枚一枚、その証紙というシールを貼るんですか?
気の遠くなるような作業ですね・・・。

A)そうなんです!金にものを言わせて大量のチラシを頒布しないように、という趣旨で
平等性の確保を目的に定められたルールですが、結局のところ、証紙を貼るのも人海戦術になるので、強固な後援会組織など組織力のある候補が有利とされています。

なので、公示日直後は「証紙貼り」ボランティアが重要になってきます。

Q)それなら私も協力できるかもしれないですね!
市民ひとりひとりの力が直結する場面なんですね。

A)細かい作業にはなりますが、
特別なスキルはいらないので、気軽に参加できるボランティアメニューの一つです。
チラシを折る人、証紙を貼る人、100枚単位で数えて束ねる人、段ボールに詰める人、等、多くの人が参加できる奥深い世界です。慣れて来れば、普段なかなか周囲ではできない政治談議から近所にできた新しいお店の話、あるいは家庭の愚痴まで、手を動かしながらおしゃべりする光景も見られます。
(あ、でも枚数が決まっていて限られた証紙ですから、貼り漏れや二重貼りは要注意ですよ)

公示日だけでは貼り終えることはないので、明日以降、お近くの事務所に
「証紙貼りお手伝いにいきますよー」とお訪ねいただければと思います。

都連 証紙貼りセンターのご案内

===受け入れ担当者のコメント===

りっけんの夏、東京の夏、今年も暑い、熱い、戦いがやって来ます。
まずは、ボランティアといえばこれ!
暑い夏の参議院議員選挙、合同証紙貼りセンターを開設します!

渋谷区代々木2-8-3 新宿GSビル9階 901号室
6月22日(水)13:00-20:00
23日(木)・24日(金)10:00-20:00
問合せ:rikken@cdp-tokyo.jp
担当:津田
電話:03-6261-0435

皆様のご協力をお待ちしております。

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次回予告

「参院選の仕組み① 選挙区と比例区」

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