勧めてくれた人: 大島敦さん(衆議院議員)
オススメの一本:『スノーデン』
監督:オリバー・ストーン
公開:2017年
オススメコメント:
オリバー・ストーン監督の映画「スノーデン」は、米国国家安全保障局のプログラマーであったスノーデン氏が、米国政府がインターネットや電話などの傍受を秘密裏に行っていたことを暴露した事件を映画化したものです。
映画では、スノーデン氏が日本に赴任し、対日通信傍受に従事している場面もあります。
同監督は、「プラトーン」や「7月4日に生まれて」でアカデミー賞を受賞していますので、取材に基づいた作品で荒唐無稽の作り話ではないと思います。
そこで、量子コンピュータであっても、絶対に解読されないことが物理学的に証明されている通信方法が量子暗号です。 数年前に、JAXA宇宙科学研究所を訪ねた際に、「中国が600kgの量子暗号衛星を打ち上げ成功したらしい」と伺ったことが強く印象に残っています。
その後、2018年1月に国の研究機関である情報通信研究機構で、量子暗号を研究している佐々木先生から詳しく説明を受ける機会がありました。
日本も2001年から研究を始め、2017年には、50cm角の衛星に6kgの装置を設置して、宇宙空間から小金井にある同研究所にレーザー光線をピンポイントで送信することにより、量子暗号の基礎実験に成功しています。
その技術は、衛星から傍受されることなく情報を送ることを可能にするものです。
中国は2017年7月には衛星と地上間で量子暗号に成功しています。
米国では、量子暗号に関する研究論文が公にされていないと伺いました。
そのことは、既に実用化されているかその一歩手前と思います。
映画「スノーデン」を観て、「私たちの国のことは、私たちで決める」ためには、そして、「世界に貢献する」ためにも、私たちの国の科学技術の振興が大切と思うのです。
パートナーズのみなさんへ:
1994年、勤め先の製鉄所で、課の企画調整係長であった私は、私の係の全員にマッキントッシュを一人一台配置しました。
私たちは、アップルトークで全員のマッキントッシュをつなげて、チャットで会話をしながら、エクセルのマクロを使って業務改善を行なっていました。
その後、インターネットがデファクトになり、お互いがつながっていることの安心感を実感したのでした。
パートナーズのネーミングには、つながっていることの安心感が感じられます。
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