立憲議員のオススメ

立憲議員オススメの一冊

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勧めてくれた人: 金子恵美さん(衆議院議員)
オススメの一冊:『詩の礫』(つぶて)
著者:和合亮一
出版社:徳間書店(第1版2011年6月)

オススメコメント:
福島市の詩人、和合亮一氏が、東日本大震災・原発事故発災後、被災6日目からツイッターに投稿をはじめた詩をまとめた一冊。
放射能と余震と闘いながらツイートされた言葉から、あの時の真実を知ることができる。
この時期が来ると、この本を読まずにはいられない。
フクシマからの教訓は活かされなければならないと強く感じる。
孤独感や恐怖感と闘いながら、ツイートに載せた言葉は「真実」として発信された。
一方、混乱の中、避難所を廻っていた私の手にはボロボロのメモ帳があった。
あらためて、記録と記憶を「真実」として残すことの大切さを感じずにはいられない。
原発事故が何をもたらしたかを知っていただけることと思う。
「放射能が降っています。静かな夜です。2011年3月16日4:30」
「詩の礫」より

パートナーズのみなさんへ:
東日本大震災・原発事故から10年が経ちましたが、私たち被災地・被災者にとって、「節目」も「区切り」もありません。
「風化」と「風評」の二つの風との闘いもずっと続いていきます。

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