立憲議員のオススメ

新コーナー(2):所属議員オススメの一冊

いいねの数 1
オススメしてくれた人:枝野幸男(立憲民主党代表、衆議院議員)
タイトル:「リベラル保守」宣言(新潮文庫)
著者:中島岳志
出版情報:新潮社、2015年12月
枝野さんからのオススメコメント:
大変幅広い方々にパートナーズに加わってい
ただき大変うれしく思っています。一方で、
本当にパートナーズの皆さんの政治への思い
が多様なので「もっともっと立憲民主党に関
わりたい。なんとかコミットしたい」と思っ
ていただいている方に十分な対応ができてい
ないことに忸怩たる思いをいだいています。
それぞれの皆さんの事情や思いに応じて、そ
れぞれが希望されるコミットの仕方にどう持
っていくのか。党運営の上で一番大きなテー
マとして模索をしている状況です。ぜひ皆さ
んからもいろいろな形で声を上げていただき
たい。われわれもそれを受けながら一歩ずつ
でもより良いパートナシップを結んでいきた
いと思っています。
立憲民主党を立ち上げたときも「リベラル」
という、いわゆるレッテルをメディアその他
に貼っていただいきました。それはそれでリ
ベラルだと思っているのですが、一方で、保
守とリベラルとを対立概念として位置づけら
れると「いや、僕保守でもあるんだけどな
ぁ」という思いを実は昔からずっと持ってい
ました。
この中島先生の本で、リベラルと保守は対立
概念ではない。むしろ日本の伝統的な保守は
リベラルであるという、私が最近繰り返して
いる概念を非常に説得力を持って解説してく
ださっている本です。保守なのかリベラルな
のかという概念論は一般の有権者の方、国民
生活とは直接関係ない話なのですが、そうい
うことにご関心のある方で「枝野はリベラル
だと思って応援していたのに時々保守とか言
っていてなんか変だな」とか、逆に「枝野の
言っていることはいいんだけれどリベラルは
ちょっと違うんだよな」と思っている方には
ぜひ読んでいただければ「あ、こういうこと
なんだ」というのが腑に落ちていただけるの
ではないかと思います。

コメント

CAPTCHA


※お寄せいただいたコメントはこちらの記事のページに公開のコメントとして掲載されることがあります。
※送信されたコメントは削除できません。
削除を希望する方は、jimukyoku@cdp-japan.netまでお問い合わせください。
※不適切なコメントは運営側の判断で削除されることがあります。