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「パートナーズ5周年の集い」レポート

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パートナーズのみなさんの「活動告知・紹介コーナー」

こちらはパートナーズのみなさんの活動について、告知・報告・紹介をしていただけるコーナーです!
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開催レポートや、写真、手作りバナーなども大歓迎です。
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「パートナーズ5周年の集い」レポート

先号でもお伝えした「立憲パートナーズ5周年の集い」(オンライン)について、実施したパートナーズのみなさんからレポートをお送りいただきました。
ぜひご覧ください。

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以下は、読者の方によるレポートです
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「パートナーズ5周年の集い ー枝野さん、福山さんを囲んで何でも聞いちゃおう!始めの話、今の話、これからの話」を開催しました。

11月18日に枝野幸男 衆議院議員と、福山哲郎 参議院議員をゲストにお迎えし、オンライン交流会を行いました。
主催は、パートナーズ同士の情報交換や活動の活性化を目指して交流するプラットフォーム「パートナーズ全国ひろば」の有志。

交流会には56名の参加があり、2部構成の企画を通して交流を深めました。

第1部では、パートナーズ制度ができて5周年ということで、創設者でもある、両議員に事前に募った質問に答えていただくコーナーを実施しました。

枝野議員、福山議員からそれぞれ、党が仕掛けた企画ではなく、パートナーズが自ら準備を進め実行した企画であることを嬉しく思う。政治に少しでも関わりやすくするための新しいツールにすることがパートナーズ制度のひとつの意味。さまざまな捉え方や活動があることがパートナーズの良い点だと考えている。

立憲民主党の結党に際して、「ボトムアップの政治」と「まっとうな政治」が中心的な命題だと思っている。5年前に枝野さんがボトムアップの政治だと、草の根からの政治だと演説をし、徐々に共鳴の輪が広がった。それを実現するための自律的・自発的な政治参画の形がパートナーズ制度。そのような方々がそれぞれの地域に存在することが民主主義を形成するための一番のベースであり、我々が提唱する草の根からの政治とボトムアップの政治の原点。
そして、各地域でさまざまなテーマのミーティングを行い、NPOや市民グループとのつながりも作ってきた。その実践もまた、草の根からの政治のひとつの形。そういったものをもっと良い形にしていくことがこれからの課題だと思っている。
今日は、皆さんからの声を聞かせていただき、肩肘張らずにざっくばらんに話ができる交流会にしたいとの挨拶をいただきました。

その後、枝野議員、福山議員に寄せられた質問に対して回答をいただきました。
結党前夜の裏話や、「まっとうな政治」や、立憲民主党のロゴ誕生時の話など、当時の臨場感のあるお話を伺いました。

そして、立憲民主党の掲げる経済対策や、人権政策、外交・安全保障などの政策に関する話題につづき、結党時のパートナーズ制度に対する思いや期待に変化があるのか?という質問に対しては、党員制度の必要性を考慮し、党員やサポーターを設けたことによってパートナーズと党員の違いが際立つこととなった。その違いを活かした動きが今後生まれたらいいのではないか。それぞれが異なる活動領域で活躍してほしい。また、パートナーズから党員になっていただける方が、パートナーズにも残っていただける。そこがいいと思っていて、両方で登録してもらえたらいい。党員という関わりにちょっと違和感があってパートナーズを選んだ人とも党員の立場でつながることができる。実際にそういう人がたくさんいるのがいい。ということで、パートナーズや党員に対する期待と熱意のこもった回答をいただきました。

その後も、統一教会問題や、五輪や万博をはじめとした大型国際イベントの在り方について、そして、政権交代に向けた「攻め所」や、お二人とも大ファンである阪神タイガースの日本一へのコメントなど、幅広くいただいた質問に対し、ひとつひとつ丁寧にご回答いただき、10分オーバーとなる100分間の充実した時間となりました。

そして、パートナーズに向けて、枝野議員、福山議員からそれぞれ、政治や政治家は”道具”である。道具は便利に使ってくださいと言いたい。道具に愛着をもって愛でる人も有難い存在で必要。ですが、やはり道具。のめり込んだり、敵視するだけでは勿体無い。テーマによって道具を選ぶという政治の使い方をしてほしいし、それを行う場であることがパートナーズのひとつの意義だと思っている。パートナーズには、「私たちと一緒に立憲民主党を使おうよ、使い勝手がいいよ!」ということを広げていただきたい。皆さんにとって使いやすい道具になりたいと思っているし、一緒にそんな道具を作っていきたい。

そして、本来政治が取り組まなければならない、子ども食堂や、ひとり親世代への支援を市民やNGOがリスクと責任を負ってやってくださっている。そのことに政党は目を向けなければならないし、そのような社会の歪みに対し、各地域で支援的な取り組みをしたり、例えば、気候変動に対する教育活動をするなどのパートナーズの集まりが生まれたらいいなと思う。そして政治とコラボレーションして、その取り組みをより広げることがボトムアップの政治のひとつだと思う。
今の社会は曲がり角だと思う。安倍政権の10年は日本に相当な”負”のものをもたらした。そのことに向き合い、皆さんに理解をいただきながら、ちょっと転んだり痛みを伴うかもしれないけれど、次の時代への曲がり角を一緒に曲がって良い社会に向かいたい。そのことを訴えていきたい。

最後に、福山議員から、反グローバリゼーションの反動で世界中が分断している。そして法の支配から、力やフェイクの時代、SNSなどの新しい道具によって政治が翻弄される時代になっている。そして中間層が崩壊して、社会に分断が生じている。この3つの時代が変わった時にどのような仕組みを作っていくのかをパートナーズの皆さんと自由闊達に議論し、「これでいこうよ」という共通の目標を一緒に積み上げていくような立憲民主党でありたい。そういった活動をこれからも頑張りたい。

枝野議員からは、「もっと良い未来」というスローガンはとても良いスローガンだと思う。その上で、もっと良い未来の中身を示さなければならないわけだが、決して日本の将来は暗くない。明るいんです。江戸時代が終わったことや、太平洋戦争をやめたことで現在があるのと同じで、今変わればよくなる。ただ、福山さんが言ったように転換の時には大きな痛みを伴うかもしれないが、このまま先に行けば行くほどダメになる。変わるためには政党や政治家が変わらなければならない。
2017年は外的要因もあって一気に転換しなくてはならなかったが、まさに我々自身が新しい政党や政治のあり方を作ろうとした、そのチャレンジがパートナーズ制度。まだまだ未成熟かもしれないが、パートナーズ制度に象徴される新しい政治参加の在り方が結実する時に、日本の社会が良い方に、もっと良い未来に転換できるのだと思う。それをより早く実現するために一緒に頑張っていきましょう。

という挨拶をいただき、第1部を締め括りました。

第2部の交流の時間では、グループに分かれて、現在、地域で取り組んでいる活動についての情報交換や、これから取り組んでいきたい活動について意見交換を行いました。

交流会を主催した「パートナーズ全国ひろば」のようなコミュニティが個性やテーマを伴いいくつも存在しているので、そこに参加する人たちが集まり、つながれる場を作りたいという意見や、街宣やミーティングが行われる際には頭数になり、その場を盛り上げるという活動をしている。多様な人が支持していることを可視化することが大切だという意見。また、総支部長がいない地域では立憲民主党を知ってもらうためのチラシを配布するなどの政治参加の形を作っていきたいという意見が出ました。
そして近々行われる予定の区長選やその他の選挙の情報を共有し、応援していくことを確認しました。

国会会期中の多忙な中、ご出演いただきました枝野議員と福山議員に感謝するとともに、交流会を通して得たことを今後の糧とし、各地域で、さまざまなアイデアを試しながら自発的な活動をつづけていくことを確認し合う機会となりました。
 
立憲民主党の理念や、”使える政党(道具)”であることをより多くの方に知ってもらえる活動を展開していきたいと強く思いました。
また次回(!?)の開催に向けて、日々の活動をつづけていきます。

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