ボラセンだより

「教えて!?選挙ボランティアのコーナー」“投票日の過ごし方”編

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このコーナーでは5回にわたって選挙ボランティアに参加するにあたっての疑問や不安を解消するために、メルマガ編集員がお答えします!のコーナーです。最終回は、投票日の過ごし方について取り上げます。

いつまでできる?選挙活動

Q)今回の参院選では、証紙貼り、電話かけ、比例候補のポスター掲示など、初めて選挙ボランティアに関わりました。選挙戦最終日の土曜日には街頭演説会にも参加し、「マイク納め」の場にも参加できました。

A)18日間の選挙戦、お疲れ様でした。初めての選挙ボランティアを通して、政治が身近に感じたのではないでしょうか?

Q)はい。私が知る以上に多くの人が選挙に関わっていたんだな、と初めて知りました。
街頭演説会で候補の熱いメッセージを最後に聞いたというのもありますが、政治は「熱い」ものだと分かりました。走り抜けて、正直今は燃え尽き症候群です。

A)選挙ボランティアがとてもよい経験となったのですね。燃え尽き症候群。よくわかります。さて、マイク納めもし、選挙活動はもう終了だと思っていませんか?!

Q)え、だって、明日は7月10日投票日だから、選挙戦は今日までですよね?

A)そうですね。音を出しての演説は20:00で終了ですが、SNSによる選挙活動は投票日前夜の23:59まで可能です。なので「推し」の候補のTweetをリツイートして拡散することはできます。

Q)それなら布団でゴロゴロしながら、応援できますね。23:59、刻みますね。厳密でなければいけないのですか?

A)日付が変わってからは、一切、候補者にまつわることを発信できないのでご注意を。SNSはキッチリと日時が残るので夢中になって時間を忘れていた!ということがないように気をつけてくださいね。ところで、投票日はどうやって過ごしますか?

Q)あ、忘れずに投票に行かないとですね!

投票率を上げるとっておきの…秘策!

A)そうですね。期日前で済まされている人も年々、多くなっていますが、投票日に投票所に行く方が大多数です。地域によっては、投票締め切り時刻を繰り上げて閉鎖する投票所もあるので、注意が必要です。

Q)投票率の低下が懸念されているのに、逆行していませんか?

A)そうですね。私たちの選挙権を行使する機会が制限される点は問題だと思います。投票率の話に触れると、「投票率UP運動」や「Go to Vote」って聞いたことありませんか?

Q)SNSで著名人が選挙に行こうと訴えている動画を観たことがあります。

A)特定の候補や政党への投票依頼とは異なり、投票率向上のための運動は投票日でも認められているんだよ。なので「選挙に行こう」「投票に行こう」「Go to VOTE」はSNSでも発信することができます。最近は、ボードを持って街中でスタンディングしている若者もいますね。投票日でもできることは意外とあるんです。さらに、投票率を上げるためにとっておきの秘策があるのは、知ってるかな?

Q)なんですか?気になります!!

A)投票に家族で行く、恋人と行く、など一番身近な人に声をかけて投票所に足を運ぶことです。2016年、投票所への「18歳未満の子どもの同伴」が解禁されました。また、子どもの頃に親と投票に行った経験のある人は、ない人に比べて投票に行く人の割合が高いという
調査結果もあります。

Q)なんとなく分かります。たぶん、小さい頃から慣れ親しめば、投票に抵抗がなくなると思います。

A)もう一点。投票箱に投票後、出口付近で「投票済み証」をもらうことも忘れずに!「投票してきました!」と投票済み証の画像をSNSでアップすることも、周囲への大きなアピールになります。また、投票済み証があれば、会計時に割引を受けられたり、替え玉無料なんて「選挙割」サービスをしてるお店も増えてきているので、調べてみても面白いかもしれません。

Q)それは使わない手はないですね!

A)投票を無事済ませたら、SNSで「投票へ行こう」発信をしながら、早めに夕飯を済ませて、20時からの開票速報に備える、というのが投票日の過ごし方のひとつです。コロナ禍で来場者の制限がされている事務所が多いですが、候補者事務所で一緒に戦った仲間と20時の開票を待つというのもひとつの光景ですね。

Q)投票日までできることがあり、最後まで選挙を楽しめそうです。明日はしっかり、周りにも声をかけて投票に行き、20時からの吉報を待ちます!

A)そうですね!翌日は月曜日ですので、寝不足には十分気をつけて。今までとは違った気持ちで開票速報を観てくださいね。

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