立憲議員のオススメ

立憲議員オススメの一冊

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勧めてくれた人:
有田芳生さん(参議院議員)

オススメの一冊: 『国対委員長』
著者: 辻元清美
出版社:集英社新書
出版年:2020年

オススメコメント:
大学生だった辻元清美さんにはじめてお会いしたのは1981年でした。
場所は代々木ゼミナール。
作家の小田実さんにお願いすることがあり、話をしていたら、そこに笑顔で現れたのが辻元さんでした。
僕が29歳。彼女が何と21歳です。人生の紆余曲折。

いまはお互いに立憲民主党で仕事をしています。
辻元さんが興味深い新書を出しました。
『国対委員長』(集英社)です。
日本の政治ではじめての女性国対委員長を務めた2年間の記録です
「朝から夜までずっと国対の部屋にいるのよ。テレビのニュースも全部見んとあかんから大変よ」と聞いたことがあります。
その「内部」から見た国会と日本の政治は、ときに「眼からウロコが落ちる」面白さ、恐ろしさです。
たとえば自民党国対委員長室「立てこもり」などは爽快です。
大島理森衆院議長酔っ払わせ作戦も頭脳戦で痛快です。

辻元清美という政治家は、小泉純一郎総理に向かって「ソーリ、ソーリ」と追及した印象が強いでしょう。
でもこの新書を読めば、「へーっ、辻元さんてこんな人だったんだ」とまったく違った姿が見えてきます。
印象で判断してはいけないのです。

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